とっても大事な a と the の話 (1)

カナダに行ったころ、文法が苦手だし、嫌いなので、

「通じればいいんだろ、通じれば」と、思っていたワタクシ。

 

3月に行きましたが、夏頃、アメリカの大学を出た友人が訪ねてきてくれました。

 

「告白ターイム」

 

と言って、彼女が言ってくれたのは、

 

「冠詞をつけないとアタマ悪そうだからthe とか a をちゃんとつけるように」

ということでした。

 

ありがたいです。そんなものは、ぶっ飛ばしていたのでした。

メキシコ人の友達は、「んで、んで、んで、」と言って話し始めるのですが、あれが the でした。

 

日本人にはどうしても難しい冠詞。だって概念がないんだもん。

 

英語の名詞(物の名前を表す言葉)は、一人のときは、帽子をかぶらずには、歩けません。

 

この帽子の名前を帽子ではなく、かんむりのことば、冠詞と言います。

 

この冠詞には、二つ種類があり、a と the が、それです。

 

中学に入ったとき、

a  :  一つの

the  :  その

と、習ったと思います。間違いじゃありません。

 

でも、それだけではないのです。

 

いろいろな働きがありますが、

よく、小学校高学年の子どもたちに説明するとき、まず、お願いをします。

(小学生低学年には別のアプローチをします。しつこいですが)

 

「ねえ、ももたろうの話、してくれる?」

 

最近は、昔話があまり語られなくなっているのでピンチですが、

中には上手に話せる子がいます。

 

「むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいました」

 

「おじいさんは、山へ柴刈りに、おばあさんは、川へ洗濯に行きました」

 

正解。

 

英語で言ってみます。

 

Once upon a time, there was an old man and an old woman.

 

The old men would go to the mountain to cut some bushes, and the old woman would go to the stream to do their loundries.

 

つづく。

 

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