Traveling Pants (2)

Sisterhood of the Traveling Pants (The Sisterhood of the Traveling Pants)

 

うちのラノベ好き高校2年生男子、その後。

 

「バイトしたいよー」

 

「惨憺たる成績なのに、バイトどころじゃないでしょ。

じゃあ、Traveling Pants、6月以内に読み終わったら⚪︎⚪︎⚪︎円あげるから、バイトだと思ってやれ!」

 

ああああ、言っちまいました。ダメ親。

 

 

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読み終わるには、1週間に140ページくらい読まないといけません。

 

「3ページくらいしか読めないよー」

 

「むう…………。」

 

 

対策。

 

1)音声を使う。

 

Audibleで音声購入。

 

音声を聞きながら読むべし。

 

「あ、なんかいい、これ。速いし、なんか解る気がする」

 

 

2)全て理解しようとしない。

 

「細かいところはいいから、ざっくりわかればいいんだよ。

例えば、だれが、どこに行って、誰に会ってるのか、とか。」

 

「うん、レナのギリシャのおばあちゃんがうざいのは解る」

 

「あ、そうそう。」

 

カルメンが、一番シリアスに大変そうだ」

 

そうそう。

 

「ブリジットは、サッカーの合宿で、なんか男を追っかけまわしてて、元気なだけ……」

 

そうそう、そのくらい解れば最初はOK。

 

 

 

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と、いうわけで、1週間たちました。

 

140ページには、なんとか到達。

 

1週間たったところで、まずはティビーに起こった出来事について書き出してみます。

 

ほんとは自分でまとめてきて欲しいのですが、

ダメ男なので、手伝います。このとき、英語で言ってもらいます。

 

それをまた英語で言い換えながら、ノートに書き出して行きます。

 

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「これでだいたいどうやるか分かったでしょう。

来週までに、他のカルメン、レナ、ブリジットの分も書き出しなさい。」

 

「箇条書きでいいの」

 

「いいよ」

 

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お母さんが教えられていいわねえ、タダで教えてもらえていいわね、って、思う方もいらっしゃるのでしょうが、人参をぶら下げるために、なぜか、わたしがお金を払う、このあほらしさ(怒)

 

 

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最初の段階で、音声を聞きながら読む、

音声に引っ張ってもらうのは、かなり有効です。

スピードが上がります

 

子供が言葉を覚えるときに、文字から始めたりすることはありませんよね。

人類の発達段階からしても、文字はかなり後に出てきたもので、

文字から内容を想起する、というのは、やはり難度が高いのです。

 

また、発音も知らずにどんどんアタマに入ってきますので、

最初は音声の助けをぜひ借りてください。

 

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本の内容です。

赤ちゃんのときから仲良しの4人の女の子が、初めて離れ離れになる夏休み。

彼女たちの絆は、体型が違う一人一人に、なぜかフィットして、そして履くとキレイに見える魔法のパンツ。

 

地元のワシントン、サウス・キャロライナ、ギリシャ、メキシコ、4箇所でそれぞれの15歳の夏を過ごすのに、パンツを順番に履いて、次の人に郵便で送ることをきめて……。

 

キラキラ、青春ものです。みんな悩んで大きくなるんだよん。

 

紙の本だと、手紙のところが手書きになっているので読みにくいのと、

kindleだと活字です)

 

次から次へ、細かく場面が変わるのですが、

次の人の話に移る時、章を変えたり、特に大きくスペースを空けたりせずに、パラグラフが変わっているだけなので、慣れるまで、ちょっとまごつきます。

 

前のHolesより少し読みにくいですが、ジュブナイル小説なので、平易です。

 

 

 

お買い求めは、こちらからどうぞ。

The Sisterhood of the Traveling Pants

The Sisterhood of the Traveling Pants

 

 

 

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