昨日の参加は、お一人でした。
Dollyだと思ってらしたとのことなので、もう一度Dollyをやりました。
登場人物の第二次大戦時の年齢確認をし、
冒頭で、71歳の主人公と83歳の夫が、
二人が死ぬ場所を探すファンタジーを話し合い、
枯れきったかと思われる様子を表現していたのに、
主人公は、突然現れたDollyと夫の過去に動揺して家出(!)までする生々しさで、
人間のおかしみや愛おしさを書こうとしているのでは、などなどの話になりました。
「年をとること」について昨日は良く話しました。
「もう死んじゃうからいいんだ」っていいながら、薬を飲むおかしさ、とか。
主人公は、家出して、だれか知らない男に声をかけられる自分を想像してるんですが、トイレで鏡を見て自分の顔にハッとする……。
何歳になっても人間ってラララ、です。
さて、来週ですが、改めてTHE EYEとNIGHTの両方にしたいとおもいます。
8月は22日の一回ですので、そのときにVoicesとDear Lifeを読みきって、
Munroは読了しましょう。
9月以降の方向性でなんとなく出ているのは、
まず、 Lawrence BlockのMutt Scudder シリーズの
A Walk Among the Tombstones(このあいだ映画化したもの)
これが読みやすいので、これをさくっと読み、
(内容のイメージとしては、なんとなく『新宿鮫』などの類と思っていただければ良いです)
そのあと、Kazuo IshiguroのThe Buried Giantを読む、というのはどうかな、という話になりました。
まだ決定ではないので、まだ希望も受付中。
わたしは、8月末までには、この二冊は読んでおきます。
The Buried Giantは、ぱらぱらっと見たところ、
アーサー王物語の登場人物が出てきますので、
もし余裕があれば日本語でいいので、
一度アーサー王物語をさらっておくと物語が把握の助けになりそうです。
参考までにこんな本です。
このままアマゾンで買えます。
- 作者: Lawrence Block
- 出版社/メーカー: Orion (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd )
- 発売日: 2014/08/28
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- 作者: Kazuo Ishiguro
- 出版社/メーカー: Faber & Faber Fiction
- 発売日: 2015/03/03
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- 作者: ローズマリサトクリフ,Rosemary Sutcliff,山本史郎
- 出版社/メーカー: 原書房
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