来週土曜日、10月10日 朝9時〜から読書会です。
ご案内は一番下にありますのでごらんください。
今回は、一冊全部読んでくることになっています。私も
ローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズ #10の
A Walk Amond the Tombstones 読み終わりました。
細切れの時間で読んでいたので、定かではありませんが、
所要時間、だいたい5〜6時間くらい?です。
最初チャプター6くらいまでノロノロ読んでいましたが、
後は、3日間で電車の中と寝る前の時間で、一気に読みました。
(ほんとはもっと前に読み終わってるはずだったのに……)
夏にたしか映画が公開されてました。リーアム・ニーソン主演。
日本語版のDVDは11月発売のようです。
NYのブルックリンが主な舞台です。
マシュー・スカダー(マット)は、アル中治療中の元刑事で私立探偵。
AA (Alchoholic Anonymous 依存症自助グループ) のミーティングに出て努力中。
奥さんと子供とは別れて、ホテル住まい。
売春婦の彼女がいます。
AA ミーティングで知り合ったPeteから頼まれて
ドラッグ卸元のPeteの兄の妻の誘拐犯を追いかけることに……。
初版が1992年。
携帯はまだなし。
ハッカーが出てきますが、
電話回線なので、ハッキングにアコースティック・カプラーを使ってる(泣)!
ピーロリロリロリロ…………
さすがにダイヤルじゃなくてプッシュホンでしたが……。
ほとんど手がかりがないのにどーするんだ、というところから、
経験と知恵、マットを尊敬するストリートボーイのティーンエイジャーTJの助けを借りて、少しずつ犯人を探していく過程は、スリリングです。
が、猟奇殺人とレイプで、ちょっと胸の悪くなる話でした……。うぷ。
読んでいてちょっと脳が汗をかいたのは、
TJのGutter Englishが解らないのと、リズムに乗れないこと。
こういうのです。
“Man, you somethin’, call you up every damn day, say waht you got for TJ, an’ all the time you ain’t got nothing'”
本の後半になったら読めるようになってきました。
猟奇殺人とハッキングというタグなら
The Girl with Dragon Tatooと同じものがつけられますが、
このマシュー・スカダーの方がボリュームも少ないですし、プロットもシンプルです。
最後にボソッと……。
A Walk Among the Tombstones……….
題名がすっごいベタで、ほんと、読んでびっくりです……。
星をつけるとしたら、
内容は⭐️⭐️⭐️1/2かな……。
難しくないし、スピード感もあるので、読みやすいです。
読みやすさは⭐️⭐️⭐️⭐️。
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The Girl with the Dragon Tattoo (Millennium Trilogy)
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まだ間に合う、読んで参加してみよう、という方、お待ちしております。
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