The Spirit of Englishは、アンドリュー・ウォルパート先生主催のアントロポゾフィー(シュタイナー)を背景にした英語に関するコースです。以前は1年間のコースでしたが、今回は、夏の2週間のコースとして開かれています。今日はその二日目。夕方のレクチャーまで少し時間があるので、書いてます。
初めて海外に行く16歳の男子と二人旅です。アエロフロートに乗って10時間、モスクワで3時間、また乗って4時間。
FAが美人しかいないアエロ・フロート。
うわっ、イミグレーション(入国審査)、すごい列です。ええい、国際電話になってもしかたない、と、長蛇の列に並ぶ前に電話して、(電話はダメって書いてあるけど、列に並ぶ前なら公衆電話があるからいいよね……)ホテルに「たぶん0時過ぎちゃうけど、行きますから」と、連絡。これで一安心。日付を越えて部屋がキャンセルされちゃう最悪の事態は回避。
イミグレーションで立って、待たされて1時間半。もう連れの男子は死にそうです。もうここで寝ちゃいたいとか、文句たらたら。まあ、しょうがないですね。後ろの中国人のお母さんも座り込んじゃいました……。
ロンドンのHeathrow空港からは、Paddinton駅まで15分のHeathrow Expressが出てますが、あまりに待たされて、23時30分。最終電車にもう間に合わないかも!という時間になってしまいました。しかも、アエロフロートは、5つあるターミナルのうちのT4で、ここだけシャトル便に乗らないと、この特急に乗れません。
ダメ元でシャトル便の乗車口に行ってみたら、職員の人が居たので、「切符はここで買うんですか?」って聞いたら、「まだ間に合うよ」と、券売機にクレジットカード(例のプリペイド式のキャッシュパスポート)を入れて、特急切符を買うボタンを押してくれました。「次で乗り換えです」って親切に教えてくれて……。
しかし!
あれ?あれは?着いたら、向こうに見えるプラットホームから、シューッ!電車の扉が閉まる音がして、ヒュルルルルル……
「ああっ」
荷物を持って走るも、最終電車が行ってしまいました。23時48分発なのに、まだ47分だよ……。わーん、やっぱり適当なんだ……と、嘆く日本人。
特急は行ってしまいましたが、まだ5つくらい駅に止まるヒースロー・コネクトは動いているそうで、時間はかかるけどなんとかパディントン駅に着きました。よかった。やれやれ。もう0時半だ。次の日になってしまった……。
乗れなかったExpress。
乗れて良かったヒースローコネクト。
特急料金払い戻し(リファンド)してもらうにも、もう誰もいないので、「明日来てください」と言われました。切符を改札に吸い取られてしまったのですが、「リファンドしてもらいたいから」と、返してもらいました。
タクシーに乗って、ホテルへ。たいした距離じゃないんですが、なかなか見つからなくて、ぐるぐる回ってる……。でも、運転手さん良い人で、10ポンドのところ、7ポンドでいいよ、って言ってくれました。
やれやれ。
ものすごく狭い部屋です。ロンドンのお高くないホテルはだいたいそうらしいですが、トランクもベッドの上じゃないと開ける場所がありません。でも四つ星……。
さあ、ここで2週間、がんばらねばなりませぬ。
続く。
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