さすがに二人で運転しても900キロ走行は疲れまして、
次の日はゆっくり起きて、
洗濯と、車を返しに行きました。
橋で海を渡ってダウンタウンまで返しに行ったので、
距離は5.5キロでも、
渋滞で40分以上かかりました。
なんと4時に閉まってしまうので、ギリギリになってしまった……。
実は、レンタカーは、
バンクーバーに着いた日に返す予定でしたが、
絶対に間に合わないのがわかったので、
電話で翌日のお昼まで延長しました。
ところが、こんどのB&Bでは洗濯ができないことがわかったので、
街のコインランドリーまで行くのにクルマが必要です。
それで、さらに5時まで延長しました。
3時に、返すお店に電話したら、
「今日は日曜だから4時でしまります」
ライオンズ・ゲート・ブリッジは、渋滞で有名です。
間に合わないかも!
4時10分前になんとか返せました。
張り紙を見たら
「ここで4時までにお返しいただけない場合は、
エアポートでお返しください」
!!
さっき電話したとき、なんにも言ってなかったじゃないの……。
返せてラッキー……。
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次の日は、UBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)のMOA、
人類学博物館に行きました。
わたしは以前、ここの英語学校に少し通っていたことがあるので、
懐かしい場所です。
MOAのボランティアの案内の方は、70歳は過ぎていると思しき年配の女性でしたが、エネルギッシュで、1時間延々と説明してくれました。
最近では、昔はネイティブ・インディアンと言っていた先住民のことをファースト・ネイションズと呼ぶようです。イヌイットの人たちもファーストネイションズですが、イヌイットはイヌイットと呼んでますね……。
もっとファースト・ネイションズについての本が見たかったのですが、ミュージアムショップにもあまり置いてなく、街の本屋にもほとんどありません。
UBCのメインのブックストアにならあったのかもしれません。
例えば、下の写真のようなものは、昔はトーテム・ポールと言っていましたが、もう今はポールと言っているそうです。宗教的な象徴を意味する「トーテム」は、あのポールにはなく、ポールに掘られているのは、家族の物語であり、それを人に誇示できるだけの豊かさを持つ家族のみが、ポールを立てられるのだそうです。
Haida?じゃないな……。目が違います……。
ならば、例えばポールの下から上へ、時間的な流れがあるのかしらん、と、思ったので、説明してくださる方に聞いてみましたが、そこには時間的な流れはないとのこと。
部族ごとに意匠も違うので、もう少し詳しく見てみたいし、神話など、お話なども知りたいと思ったのですが、資料を見つけられず、残念でした。
Musqueam
街では、25年前より、先住民族の情報が、少なくなっているように感じます。
以前は、もっとお土産系のところにもアクセサリーなどがたくさん置いてあったように思うのですが、作る人が少なくなっているのかもしれません。
The Raven and the First Men by Bill Reid
父親がドイツ人の彫刻家で母親がHaidaのビル・リードによる有名な現代的作品。
山を抜けて走ってくるとき、休憩でなんども止まりましたが、
そのとき、ファースト・ネイションズの人たちが、まとまって住んでいる
居住区もありました。
バンクーバーは、以前と比べて、高層ビルが立ち並び、洗練された街になりました。人口も増えているようです。
それに比べ、山あいの小さな町は、あまり変わっていないのでしょう。
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今回の旅行で使ってよかったプリペイドカードです。便利だし、安心でした。
お財布にお金を入れていく感覚です。日本円で入れていって、向こうのATMで現地通貨で引き出せます。そこで完結するので、もしデータをとられてもそこだけで終わります。
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