さて、3月の就職活動を控えた3年性や大学院生の方々は、TOEICの点数をとっておくにはそろそろギリギリの時期になってきました。11月までに受けておきたいですよね。
理系編。
うちにも理系の大学院生が来てくれていますので、もう点数とっておこうね、ということで、今月ですと22日(日)の公開テストに向けて、9月から準備を始めました。
TOEICの内容って、基本、文系のオフィスの一般事務の内容なので、理系の学生が苦手なのは無理もありません。catalystだとか、fusionだとか、hydrogenとか、まあそういう自分の分野の専門用語には馴染みがあっても、TOEICによく出てくる、inventoryとか、photocopyとか、そういうのが分からなかったりするのが理系の人たちです。
なので、たぶん、理系なら、750点くらい取れてればいいんじゃないの、ということで、今回は750点をターゲットに設定しました。
【取り組み方】
やり方としては、一度、TOEIC公式問題集のTEST1を家で一度やってきてもらいます。全体をざっと見て、どこが苦手か把握します。わたしの気がついたことを指摘します。
Listningを見ると、あるパターンで、点数が取れてない場所が分布しています。力の配分が悪いんですね。そのパターンをよく見てもらって、息の仕方と、力の配分を教えます。
もう一度、同じ問題を家でやってきてもらいます。
そうすると、この人は、同じところを何回も間違えて来ちゃってます。
本人、「ずーん」と、落ち込んでます。
「あら、いいじゃないの。」
本人は、落ち込んでますが、こういう人はそこだけ克服すれば良いので、点は上げやすいのです(^^)
見れば、リスニングのpart2がひどい。ほとんど間違ってます。しかも同じ問題ばっかり(笑)
もう一度、聞き取れるまで、何回も間違えた問題を全部一緒にやります。
で、新しい手付かずの問題、TEST2のpart2だけ取り出してやってみました。
あら。5問しか間違えてない。
やはり練習なんですね。実験や、学会の準備など、いろいろ忙しいので、たぶん毎日練習してなかったのだと思います。でも、ここは正念場、22日まで何日でもないから、毎日、10分か、15分くらい、とにかくどの問題でもいいから、TOEICの問題をやってね、と、伝えました。さて、どうなるでしょうかしら。
文系編
国立大学とか、上位の私立大学なら、900点とりましょう。準備は一ヶ月です。別に面白い勉強でもないので(個人的な意見です)、ひと月だけやる、と、決めてしまいましょう。
やることはシンプルです。
1)TOEIC公式問題集を買います。
2)TEST1をやります。
3)間違えた問題には消せるマーカーでチェックをつけ、わからなかった単語は、全部マークします。
4)単語は全部覚えます。できた問題、覚えた単語からマークを消していきます。間違えた文法事項も全部覚えます。
5)TEST2をやります。
3)と4)の繰り返し。
これだけです。本は、こちらから買えます。
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2016/02/18
- メディア: 大型本
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後は、こちらの過去記事も参考にしてみてください。テスト形式は古いときのものですが、取り組み方は基本的に同じです。
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