明星大学図書館にて。(洒落なので、ご勘弁を)
Meisei University Shakespeare Collection Database – meisei copy
Visual(視覚学習タイプ)の人は、見て学習するのが得意なので、当然、読書には向いています。読むのがとても速い人もいます。頭の中で文字を音声化せずに読める人もいるでしょう。
音声化するとどうしても遅くなるので、速く読むには、音声化しないで読む練習も必要です。スキム・リーディングなどするときは、音声化はしていないはずです。
たとえば、日本語で新聞を読むとき、一字一句全部読んでいたら時間がたりないので、必要な単語をざっと拾い読みしているようなときがあると思いますが、あれがスキム・リーディングです。いわゆる斜め読みです。
聴覚学習タイプはspellingが弱いと書きましたが、視覚学習タイプの弱みは、発音です。
視覚学習傾向が強い人の中には、音読をしてもらうと、自分なりの発音で読んでしまっている人が、多く見受けられます。もちろん、発音の良い視覚タイプの人もいるにはいます。バランスがとれている方ですね。
ただ読んで試験問題を解いていくだけの受験英語に終始するのであれば、これでも良いかもしれませんが、コミュニケーションツールとして英語を学ぶのであれば、やはり発音は、ある程度通じるようにしたいですよね。
また、読むときに、意味のあるところで息継ぎをしないと、相手に(自分にも)伝わりません。また、意味がわかっていない(自分に伝わっていない)ので、意味のあるところで息継ぎができない、ということでもあります。
こういう場合もAudibleやCDなどの音声教材を使うと良い助けになります。
Audible: Try it free. Audiobooks on your phone, tablet or computer. | Audible.co.uk
CDの方がたいがいお値段は安いのですが、枚数が膨大になるので、パソコンなどに入れるのもけっこう手間です。Audibleならすぐダウンロードできて便利ですが、料金は、少し高めです。CDがもう出回っているものは、Audibleには、ないこともあります。
視覚学習タイプの方は、字を見て確認したいでしょうから、本を見ながら音声を聞くと良いでしょう。
Audibleなどの朗読は、プロが読んでいるので、しっかりお話のイメージを作って読んでくれています。(相手に話をとどけようと思ったら、自分の中でイメージをしっかりつくっておくのが大事です。)
どこで息継ぎをするかだけでなく、単語と単語の音のつながり方、もちろんアクセントなどもも学べますし、登場人物が多い場合も、そのキャラクターをそれなりに表現して読んでくれるので、ある程度、その人物像を推測しやすくなります。
いやだ、キャラクターは、最初から自分の頭の中で作りたい、余計な御世話だ、と、思う方には邪魔かもしれませんが、少し背伸びした内容の本を読もうとするときや、発音を良くしていこう、話して通じる英語にしていこうとするときは、こうした音声ツールを使うのも一つの手です。
音声教材の使い方は前出のLuminariesのときにも少しご案内しました。
ご参考まで、下に貼り付けます。
The Luminaries Aug.23 (1)Using Audio Book オーディオ・ブックを使う – えいごのいずみ
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