多読とリスニング能力

2012年5月にTOEICを受けました。

たぶん、人生で3回目だと思います。

 

1回目が学生の時で、600点でした。600点、なんてことない点数なのです。でもなんでも履歴書には書いておくものですね。

 

カナダへ語学留学するので、会社を辞めるときに、人事課の人が、

「なんでTOEFL600点もあるのに今更語学留学なんかするんだ?」と、聞いてきたからです。

 

当時、今ほどTOEICがメジャーでなかったので、会社の人事担当者がTOEFL600点と間違えてたんですね。ラッキーでした……。

 

二回目の点数は800点台でギリギリAクラスだったことを覚えています。20年前くらいでしょうか。

 

で、3年くらい前に、一丁受けてみるか、と、思いました。今、振り返ると、多読をするようになってから1年半くらいたってたので、どのくらいできるようになったか試してみようと思ったのです。

 

まあ、でも、ここが私のダメなところで……。TOEICの前日、子どもの運動会でした。予定を入れるときにも、疲れちゃったりしないかなあ、と、思っていたのですが……天気の良い運動会で、それは暑い日でした。大声で応援して、1日立っていて、家に帰ってきたらプシュ。ってビール。あら、美味しい。プシュ。プシュ。プシュ。プシュ。

 

飲み過ぎ。

 

ああ、Alice Munro の To Reach Japan に出てくるGretaのダメさ加減が、自分と重なって愛おしい……。

 

翌日、起きて、電車の中でTOEICの問題集をみたら、ぜーんぜん頭が働かないので愕然。

 

バカバカ、自分のバカ。

 

腕時計も忘れて、乗り換える駅のスーパーに飛び込んで1000円のを買い、

 

水をどんどん飲んで、なんとかスタート。

 

リスニングはなんとか持ちましたが、リーディングは、もう後半、目が霞んできて、集中力もないし、だめだこりゃ。

 

もちろん、今回は900点越えをもちろん狙っていったのですが、結果、885点でした。

 

驚いたのは、リスニングが満点だったのです。

 

確かにテスト中、リスニングに関して、特に難しさというのは感じませんでした。けっこうゆっくりだなあ、と、待つ時間がありました。

 

いかにリーディングが悲惨だったか、という結果ですが、TOEIC用のリスニングの練習というのは、二回模擬試験をやっただけです。この頃は、まだAudibleは使っていませんでした。読むだけです。

 

リスニングの点数が上がった要因として自分なりに考えられるのは、

 

1)多読で語彙が増えたので、聞いてもよくわかるようになった

 

2)翻訳などではなく、日常的に英語のみで脳を使っている時間が増えたので、英語の処理能力が上がった

 

でしょうか。

 

生徒に教えながらEnglish Journalなどの教材を一緒に聞くことはありますが、インタビューなどは、標準スピードであれば、だいたい1回聞けば内容把握できるようになりました。これも語彙が増えたことと関係があると思います。

 

まあ、でもすっごく速いのは分かりませんけど。ベネディクト・カンバーバッチは、すごく良い声ですが聞き取れません。速い……。

 

こんどは前の日に飲みすぎないようにします。しかし、行くのか?TOEIC……?

つまんない……。テストですからしょうがないか。

 

結論:

多読でリスニング能力もアップします。

でも飲み過ぎはだめ。

 

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 カンバーバッチ先生、婚約おめでとうございます。

 

 

 

 

 

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