やっぱり話せるようになりたい(3)その次に

その次は、これ、行きましょう。

せっかちな人は、いきなりこれに取り組んでもいいでしょう。

『朝から夜まで』シリーズは、サブで使えます。

 

えいごのいずみの高校生や大学生にはこれをやってもらっています。

 

 

この本はシステムが良いし、中身のストーリーも面白いのです。

 

最初のステップで、テキストは使わず、CDだけを聞いて、シャドウイングをします。音声から少し遅れてそのまま口真似して言うことをシャドウイングと言います。

 

本から引用ですが、

 

CD:       Why is the train always so crowded at this time?……

あなた:     Why is the train always so crowded at this time?………..

 

それから リピーティング。ポーズが入っているので、そこでその前の文を言います。

 

第2ステップで、左にある日本語だけを見て、右側に隠した英語を言えるようにします。

 

第3ステップは、イラストだけをみて、英語でスラスラ今までの文を言えるようにします。

 

みんなまじめに、ちゃんとできるようになるまでやってきてくれましたが、

かなりがんばってくれていたのだと思います。

 

大変ですが、教材が良いので、やりやすいはずです。

 

お気づきの方も多いと思いますが、

「話す」カテゴリは、どれもみんな耳からのアプローチが最初です。

 

とにかく、聞く

 

そして言ってみる。

 

テキストはそれからです。

 

大変に忙しい30代の社会人で、

月2回ほど来てくださっている方がいるのですが、

彼女はレベル3の「パディントン」を読むのに、

音声を最初、何回か、本を読む前に聞くそうです。

通勤時間に繰り返し聞く。

 

そうすると、なんとなく雰囲気がわかってくるので、

それからテキストへ行くそうです。

 

そして英語でまとめます。

 

この方は、そろそろパディントンの1冊目を読み終わるのですが、

以前よりずいぶん話すのも上達されました。

 

 

こどもは最初、字が読めません。

耳からただ聞いて、口真似して、早い子は1歳くらいから話しますが、

遅い子は、3歳くらいになってやっと話します。

 

ある程度、聞いて、言い方を溜めて、言えそうな、

簡単なものから口をついて出てくる。

 

そして、内容は、一番自分に関係のありそうなところから、です。

 

それは、

根源的な欲求、

お腹が空いた、喉が渇いた、あれが飲みたい、といった、

そういうことです。

 

それを外国語を学ぶときでも同じようにトレースしていけば良いのでしょうが、

もう幼児じゃありませんので、そこは早く行きたいですよね。

 

文明の利器(デバイス)の助けを借りて

話し方の練習をどんどんしてしまいましょう!

 

音声を聞く機器と、録音できる機器。

ボイレコでもスマホでも。

 

イヤホンで聞きながら、例えばシャドウイングを録音すると、

どのくらいできているか、できていないかがわかります。

 

よく、できていないのに「やったよ」という中学生が居ますが、

そりゃ、「やった」のかもしれないけど、全然、できてない。

宿題は、「できるまでやってくること」だよ、と、言います。

 

できるようになりたい大人は、自分で自分に厳しくね(笑)

 

本屋さんに行けば、英語学習教材、山ほどあります。

しかも別に高くない。例えば、この本は、CDが2枚ついて1,700円です。

昔のなんとかフォンみたいに何十万円も出さなくていいのです。

 

中でもこの『リプロダクショントレーニング』は

本当に良い教材だと思います。

 

これが終わったら続きもあります。

というより、こちらの方が先に出版されたようです。

 

CD付 英語リプロダクション トレーニング 短期間で飛躍的に話せるようになる! (CD book)

CD付 英語リプロダクション トレーニング 短期間で飛躍的に話せるようになる! (CD book)

 

 

でも入門編の方が面白いです(^^)

 

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