良く電車の中で見かける英会話学校の広告に「マンツーマンなら話せるようになる」という内容のものがあります。
大人は、確かにそうかもしれませんし、中学生以上でも、その必要がある人は、マンツーマンの方が良い時もあります。
えいごのいずみでは、
小学生は、3人以上が理想です。
小学生は、いろいろな遊びを通して英語の体験を積んでいきます。
特に小学校2年生までは、「みんな一緒に」先生の真似をしながら、同じ空気の中で「なんとなく」わかり、「なんとなく」できるようになっていきます。これが9歳前の子の持つ特徴です。
1人では、遊びの幅が広がらず、そうすると子どももつまらないので、なかなか続きません。
子どもは、遊ぶから子どもです。「遊んでなんぼ」です。
2人でももちろん遊べますが、3人いると、遊びの幅が格段に広がります。
2人だと、できることにまだ制限が出てしまうのです。ゲームでもすぐ飽きちゃう。
ここに1人加わると、ゲーム内容にバラエティが出て、できることが格段に増えます。
3人以上いると、
遊びの幅が広がる = 「学びの内容が豊かになる」のです。
これが5人いると、さらに広がります。
遊びに意外性が出てくる。さらに学びの内容が豊かになる、と言ってもいいでしょう。
ですから、
こどもはマンツーマンではなく、最低でも3人。
そして、教師が発音等に注意を払いながら、1人ひとりの子に丁寧に関わっていけるのは、私の場合、
8人くらいが最大人数
かな、と、思います。
ですから、「少人数制って、いったい何人くらいがいいの」という問いに関しては、
小学生の場合は
3人から最大で8人くらいまで
です。
実は、大人も、マンツーマンでは頭打ちになります。
3人以上の会話になったときの対応は、マンツーマンの後に必ずぶちあたる課題です。
それはまた別の記事で。
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