気質の話

今日は大宮で気質の話をしてきました。
最初のご質問にちゃんと答えられなかったと思うので、一般化してお答えできる範囲で考えてみたいと思います。

気質についてはこちらをご覧ください。

ご質問

3人家族。2年生で8歳の男の子がいます。
夫が憂鬱質で、息子は多血だと思います。息子に厳しいというか、そんなことでガミガミ言わなくてもと思うくらい、怒ってどうしたものかと思っています。例えば、左手でお茶碗を持ってない、とか、そういうことです。息子は怒られているときはもうあまり聞いてない感じになっています。

ご主人は憂鬱質なのかもしれませんが、胆汁質も一緒にあるかもしれません。
胆汁と憂鬱質が合わさると、独裁者になるって言われています(笑)

たぶん、プチ独裁者状態なのかもしれませんね☺️、と、ここまで話しました。
(うわー、失礼ですね。すみません!)

でも、とりあえず、「お父さん悪者認定」は、やめましょう。(これ、申し上げ忘れました。大事なことです。)お父さん、ごめんなさい。

こういうのは色々なレイヤーがあるので、短時間でお答えするのは難しいのですが、今、ヒプノセラピーを勉強中なので、つい、そちらよりのお答え、しかもなんか中途半端なことを申し上げてしまい失礼しました。

今日は気質の話だったので、気質で考えてみたいと思います。

憂鬱質的に、何回も、知的に、噛んで含めるように、そして胆汁質的にガミガミ叱っても、多血の子はだいたい飽きてしまい、そのうちなんで叱られていたのかもわからなくなってしまうと思います。
ですので、
・必要なことだけ
・短い言葉で
伝えれば聞いてくれます。
・また、多血は明るく、楽しいのが好きです。

よくない例

「行儀が悪い!茶碗はしっかり左手で持って、背筋を伸ばしてちゃんと食べなさい。何度も言ってるだろう。なんでできないんだ」

良い例

「〜ちゃん、お茶碗を左手で持ってね。」

1回に言っていいのは、これだけです。

ですが、

実は、お茶碗を左手で正しく持って、箸を右手で持つには、正中線が確率して、左右が確率していないと難しいのです。足は、ちゃんと床についていますか?ついてなかったら、足の下に台を入れてあげてください。

実はこういうことが裏にあったりします。
それを、「行儀が悪い」って言われても、子どもも困ります。
そして、大人はそれをわかっている必要があります。
そして、そのためには、他のサポートが必要だったりします。

この辺りの話をお父さんと共有できるのが大事かもしれません。

でも、お父さんが、子どもにしつけをしている風でありながら、
子どもと自分のことを混ぜてしまっていたり、
何かの怒りをそこで発散させているとしたら、
またそれは別のお話になります。
レイヤーがいろいろある、と、最初に書いたのは、そういうことです。

自分と子どものことを混ぜてしまっているというのは、
「自分は、この子くらいのときは、こんなことはちゃんとできていた。だからこの子もできて当たり前だ」という基準で、その子を見ることです。
自分の子と自分の境界が甘くなることって本当によくあります。

その場でパッと答えられず、今になってしまいました。スローですみません。

お茶碗と箸の話はこちらで学びました。

2 件のコメント

  • 改めて、ご質問にお答えいただきありがとうございます。
    今回のお答えで先生も懸念されているように、
    息子には発達に凸凹があり、やはり正中線が確立しきっていないことや、その他体の発達のやり残しがあるため、通常の子にはできることがあの子には難しいという現状が最近見えてきました。また、主人は、ご指摘の通り『自分が子どものころにはそれくらいできていた』という基準で、くどくどと、ほぼ悪い例で紹介されていた通りの叱り方をしています。
    私の気持ちとしては、躾は必要なんだけれど、今は体ができていないんだから、ガミガミ言っても自己肯定感を下げてしまうから逆効果なのにと…思いつつも、我が家の独裁者(横暴ではないんですが、あてはまります)にはうまく伝えることができず、どうしたものかと思っていました。

    ひとまずこちらで改めてアドバイスもいただいたし、、話し合いが大事とおっしゃっていたので、
    「今日講座でこんな話を聞いたよと」資料を見せながら、夫に話をしてみました。すると意外にも、
    「俺は憂鬱質と胆汁質だな」
    と資料をみて少し自嘲気味に自己分析して話にのってきたので、
    「講座でも質問したんだけど、うちの子みたいに多血質の子には細かく知的に説明しても効果ないってよ。一言、『左手で持ちなさい』っていうだけが一番なんだって」
    と(質問は事実とは異なりますが…)話すと、「ふーん」と、そうなんだーという感じで受け止めてくれました。

    講座の時に、「そういう状況になることで、あなたの方にも何か利点があるのかもしれない」と指摘されたときは思い当たる節が見つかりませんでしたが、
    改めて考えてみると、私は人に迷惑をかけない限りは「まぁできないならしょうがないか」と子どもの躾を先送りにしてしまうところが多分にあるので、夫のやり方に疑問は持ちつつも『子どもの将来のためには必要なのかも』と今までそういう状況になっても、よほどのことがない限り黙認してきました。ですから、自分ができないことを夫がしてくれているという利点があったため、私の方でもそういう状況づくりに加担してきたところはあるのだと思います。
    相手へのアプローチを考える上で、今回お話いただいた4つの気質はとても参考になるなと、感じました。『4つの気質と個性の仕組み』を読んでもう少し、気質について勉強してみたいなと思います。

    『人間脳を育てる』は、9月の講座の後おススメいただいたので10月に読んでみました。
    発達障害は、生まれつきの脳の仕組みに問題があるのだから、子どもの現状を受け入れつつ出来ることをサポートしていくしかないと思っていたのに、
    体の発達の取りこぼしや、やり残しを訓練してあげると、楽にできることが増えていくことがわかって、すごく道がひらけた気がしました。
    この本が、保育の関係者や、子どもの成長に悩むたくさんの親にもっと広がればいいのにと思いました。
    色々教えていただきありがとうございました!

    • しんさん、

      詳しいコメントありがとうございます。

      ご主人とすんなりお話ができてよかったですね!これも、しんさんが勇気を持ってコミュニケーションをとろうとされたからですね。私も嬉しいです。

      気質のことも、発達のことも、学んで生活に生かしていくことで、より、お子さんとしんさんとご主人が幸せに暮らせていくための良い助けになりますね。

      また来月お会いしましょう❣️

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