ひさびさ、ノンストップで最後まで、一気に聴き切ってしまった
ヤングアダルトのミステリ。
A Good Girls Guide to Murder
この本は、
高校生とも大人の生徒さんとも
12月から読み始めたのですが、
最近忙しくて、
「わーん、読む時間がない!」と思って
Audibleに手を出したら、
つい、夢中になり、一気に聞いてしまいました……。
昨日と今日、
車で移動しなくちゃいけなかったので、
運転しながら聴けたのもありますが、
Audibleの演出がとても良かった!
本の作りも凝ってますが、
それを音声でも無理なくわかるように工夫されています。
物語に引き込まれ、
長さ12時間くらいの作品なのに
気がついたら1日半で聴き切ってしまいました、
2019年初版だけあって、
スマートフォン・SNSありきの設定なので、
展開のスピードが速い速い。
大学入試を控えた女子高生Pippaが、
特別プロジェクトの題材に
5年前に地元で起きた殺人事件を選んで、
真実にせまるべくインタビューを重ねていきます。
担当教員に
「センシティブな内容だから、ご家族に話を聞いたりしちゃだめですよ」
と、言われているのに
すぐに家族にインタビューに行く無鉄砲ぶり……。
大人としては、聴きながら、
「危ない、一人で行っちゃダメ!」
「もう警察に行って……!」
「だれかに相談して……!」
と、ハラハラしてしまい、
寝ながら聞いていたのに
「!」と、
飛び起きたりし、
すっかり話に飲み込まれてしまいました。
プロットが素晴らしい……。
ダン・ブラウンとか、
最後にがっかりする大人のミステリより
断然面白い!
最後まで隙がない!
シリーズであと2、3冊出ているようですし、
(買っちゃおうかな)
Netflixでドラマも観られるんですね。
(ネトフリ、私は入ってないけど)
発音は、English English。
thereとかhereとか
アメリカ発音者からすると
舌をグーンと伸ばしてる感じの音です。
(できません💦)
レベルは、Stargirlを読んだ後くらい。
The Hate U Giveと同じくらいです。
この本は、こちらのサイトで紹介されているのを拝見しました。
https://youshofanclub.com/2020/08/29/a-good-girls-guide/
もともとは、2015年に発行された
Harper Lee Go Set A Watchmanの
批評を探していて、このサイトを見つけたのですが、
渡辺由佳里氏の
Go Set A Watchmanのレビューを見て、
「あ、やっぱり?そうですよね?なんか冗漫ですよね?」と、
嬉しくなったのでした。
To Kill a Mockingbirdに比べると
「……?」
だったからです……。