ペーパーバックを買うときの注意:本のフォーマット

洋書にもいろいろ種類があります。

 

ハードカバーとペーパーバックはご存知だと思います。

 

ざっくり分けると、

 

ハードカバーは表紙が硬く(そのままですね)本の体裁が大きく、価格は高い。背表紙が糸綴じのこともあり、紙も良い。

 

ペーパーバックは、表紙はソフトで、通常ハードカバーより小さく、価格は安く、紙の質も落ちます。紙の色が暗めなので、コントラストがはっきりしていないと見えにくくなった中高年の目には、少し厳しいものがあります。

 

ペーパーバックを買うときに注意したいのは、この中にさらに種類があることです。

 

まず、一番安く、版が小さく、紙も黒っぽいものは、マスマーケットです。

 

元気な若者はマスマーケットでも大丈夫ですが、そろそろリーデインググラス(老眼鏡)を買おうかな、と、思っている人は、マスマーケットを買うのはやめましょう。

字がものすごく小さくて、くろっぽい紙に字がとけこんでしまい、とても読めません。

 

たとえばアマゾンのフォーマットの項目はこんな風になっています。

【ペーパーバック】の左横の小さい三角をクリックすると、下にバラバラといろいろな値段のものが出てきます。

 

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Perfectというのがありますが、どうも背表紙をとめる糊がでんぷんで、安価な糊付けの方法らしいです……。バラバラとれちゃうのがたまにありますが、あれでしょうか。

 

リーディングクラスの人、またはその予備軍の年齢層が買うときは、一番高そうなのを選び、スクロールダウンして、本の寸法を確認します。

高い本は、版が大きいからです。ここはケチらないほうが得策です。

 

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【登録情報】の【商品パッケージの寸法】で、長辺が20センチくらいあれば、リーディンググラス世代の目にも優しく、途中で投げ出さずに読めます。また、余白も大きいので、書き込みもしやすくなります。

 

中にはラージプリントというものもありますが、そこまでしなくても大丈夫でしょう。

 

もちろん、元気な若者は、お安いのをお求めください。

 

ただ、読書会や勉強会、授業では、ページ数が合っていた方が便利なので、ISBNで同じものを探し、版を揃えて買うこともあります。

 

明日は、地図を使おう、です。

 

 

 

 

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