ラダーシリーズ (英語を日本語と同じように読めるようになりたい)

ドリルをやりつつ、読解力もあげて行きたい。

では何を読むか。

 これは、生徒さんが自分で見つけてきてくれました。ラダーシリーズ。

The Albert Einstein Story アインシュタイン・ストーリー ラダーシリーズ

The Albert Einstein Story アインシュタイン・ストーリー ラダーシリーズ

 

5段階あります。

レベル1  中学校で学習する単語約1000語

レベル2  レベル1+使用頻度の高い単語約300語

レベル3  レベル1+使用頻度の高い単語約600語

レベル4  レベル1+使用頻度の高い単語約1000語

レベル5  語彙制限なし

 

わたしは、気質的には、レベルなどにかかわらず、面白そうと思った本なら、辞書を片手にガツガツ最初から挑んでいく「崖登り」が、個人的には好きなんですが、崖は、大変すぎて落っこちる(途中で読むのをやめる)リスクもたくさんあります。今までに投げ出した本、数知れず……。

 

この方は、大人の方なので、ご自分で着実な道を見つけてこられました。

 

もう今までにHolesなどを何冊か読まれた後、『アルジャーノンに花束を』に挑戦していただいたのですが、途中で挫折されました。

『アルジャーノン』は、途中でものすごく語彙が難しくなる部分があるので、実は挫折されたのは、この方が初めてではありません。わたしのミスです。

 

わたしみたいな崖登りが好きなタイプは、多少、難しくなってくると、「よっしゃ、やったろうじゃん」と、かえって張り切って辞書を引いたり、よく噛まないで、ガツガツ食べちゃう ー 多少分からなくても、それはそれとして読んでしまう ーので、きちんと着実にこなしていきたい、A型タイプの人の要求がわからなかったのです……。すみません。

 

急にお仕事の状況が変わって、以前より来られる回数が少なくなったので、ご自分で無理なく続けられる方法を模索されたのですが、難しい本だとモチベーションが保てないので、簡単な本をたくさん読むようにしたい、とのことで、このラダーシリーズを選んでこられました。

 

上記のアインシュタインに続いて、

 

エジソン・ストーリー The Thomas Edison Story (ラダーシリーズ Level 1)

エジソン・ストーリー The Thomas Edison Story (ラダーシリーズ Level 1)

  • 作者: ジェイク・ロナルドソン
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2011/09/27
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ガンジー・ストーリー The Gandhi Story (ラダーシリーズ Level 1)

ガンジー・ストーリー The Gandhi Story (ラダーシリーズ Level 1)

 

 

と、まずは偉人伝的なところを続けて読んでこられました。もちろんわたしも読みます。

こういう伝記の良いところは、 名前だけは良く知っている人の生涯を追っていけるので、興味も持てますし、わかりやすいことです。また、伝記は、その人の生まれてから死までのストーリーなので、ある意味、シンプルです。語彙も文法事項も簡単なので、中学生の教科書を読んでいる感じです。味わいはないですが、英語に慣れる、という意味では良いレベルです。

 

で、次にレベル2の 『ローマの休日

ローマの休日 Roman Holiday (ラダーシリーズ Level 2)

ローマの休日 Roman Holiday (ラダーシリーズ Level 2)

  • 作者: イアン・マクレラン・ハンター
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2011/01/28
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 これは映画もご覧になってたのでよかったそうです。脳内映像化が容易ですね。

 

レベル3のこれは少し難しかったそうです。

シャーロック・ホームズの冒険 Adventures of Sherlock Holmes (ラダーシリーズ Level 3)

シャーロック・ホームズの冒険 Adventures of Sherlock Holmes (ラダーシリーズ Level 3)

 

なるほど、このあたりが、この方のチャレンジングな領域だな、ということがわかります。意味が解らないと、謎も解けないし。

少し、難しいくらいのものに取り組むのがいいんです。なだらかな坂道を上ることで実力も上がります。

 

というわけで、次の課題を『菊と刀』にしてみましたが……

The Chrysanthemum and the Sword 菊と刀 ラダーシリーズ

The Chrysanthemum and the Sword 菊と刀 ラダーシリーズ

 

 うーん、これは好き好きかなあ。エンターテイメントではないですからねー(^^;

 

がんばれ(^^)/

 

ご存知、第二次世界対戦時、日本研究のために文化人類学者によってかかれた本ですが、on, an on とか、the onって出てくるので何かと思えば「恩」でした。

恩のことをdebtって言ってるよ……。まあ、そうだけど……。うーん……。

少し前の日本の家父長制のこととかが、封建制度の歴史などにからめて書いてあります。お父さんがおうちで一番偉くて、配膳もお風呂も一番とか。もはや神話……。

 

語彙は難しくないですが、寝ちゃうかも。

ホームズで良かったかなあ。でもホームズも時代背景、古いしなー……。古いミステリーって、今読むと、「ええ?そんなのでいいの?」っていうくらい、シンプルなんですよねー。人がもっと信じあってるしね……。現代の人間関係ってもっと複雑だし、闇が深い……。

 

明日は、読むときのメディア(紙か?デバイスか?)について。

 

 

⭐️えいごのいずみホームページ⭐️

www.eigo-no-izumi.com

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