中学3年生とLous SacharのHolesを読み始めました。
5〜6前に読んだのですが、内容をほとんど忘れていたので、もう一度読み直してみました。「大人の英語力」なら3時間くらいあれば読み切れます。
面白い!面白いです!
アメリカで、無実の罪で矯正キャンプに送られてしまった、ちょっと太ったいじめられっ子が主人公です。その矯正キャンプでは、炎天下で穴を掘らせることで、性格矯正をする、というプログラムになっているのですが……。
100年前の話と現在の話が並行して書かれ、最後には繋がっていきます。
映画にもなったようですが、日本では公開されなかったようです。
シガニーウィーバーが、the Wardenをやってるらしい……。
1章がとても短く、1ページから6ページくらいの範囲で区切られていますので、
課題としても使い易いですし、忙しい人でも区切って読みやすいと思います。
もちろん、文章は平易です。中学3年生程度の文法力があれば読めます。
えいごのいずみでは、中程度以上の学力であれば、中1の春から始めた場合、中2の夏までには、中学校の英文法の内容は、一通りやり終えます。
中学校の英文法の問題集など見ていただくとわかるのですが、中学3年は、もうほとんど中1、2年の復習と応用問題くらいで、新規の内容は、ほとんどありません。
中3で学ぶ新しい内容は、現在完了と関係代名詞くらいです。
このHOLESを読む子は、中1の秋から始めたので、中3でも文法的には中学校の内容は終えてはいないのですが、現在完了まで学んだので、そろそろ本格的に読んでもらうことにしました。
ある程度まで文法をやったら、教科書などの「作られた英語」ではなく、
「生の本」にどんどん当たって行くのが、面白いし、早道です。
最初はやはり辞書をある程度ひかないといけないので、
スピードは上がりませんが、
私が一緒に走ることで、最後まで読みきってもらいます。
1冊読めれば、次はずいぶん楽になります。
中3で高校受験をする人は、受験も視野に入れて、
日本語訳や、試験対策もしないといけないので、
中3になると、いわゆる学習塾へ移って行きますが、
(ご予算もありますし。たいがい進学塾では、英数国はセットなので)
中高一貫校に通っている人は、受験を意識せずに、
英語を純粋に英語として勉強できるので、
そこをアドバンテージとして、がんがん読んでもらいます。
Holesを読むときのコツ。
登場人物の名前がキーになるので、それを付箋に貼っておくといいでしょう。
CDも出ていますので、音声を聞きながら文字を追っていくのもおすすめです。
最初は、単語の発音がよくわからないので、CDの助けを借りながら、
音読もしていくのが良いでしょう。
大人の方で、「どーしても辞書をひくのがめんどくさい」という方は、
Kindleで、単語を指で押さえると、辞書がポップアップされる機能を使って読むのもアリです。
学生は、辞書を引きましょうね。電子辞書でいいからね。
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評価がいいです。観てみたい……。
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