話せるようになりたい。
(1)の本も(2)の本もやってみた。内容も覚えました。
英語の型はある程度抑えたし、英会話学校の先生となら、話せる様になったと思う。
英語のパーティーに行ってみた。
ニコニコしてうなずいているばっかりで、
帰ってきて、「全然話せない……」と、泣いた。
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まあ、これは私の話ですが、
こういうことは何回もやってます。
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大学に入ったころ、自分が友達に比べて、
何かを説明したり、描写するのが下手だということに気がつきました。
世間話も、非常に苦手だということにも気がつきました。
日本語の話です。
それで、これはなんとかしなきゃ、と、
日本語で自分が説明したい、と、思っていることや、
自分の気持ちを紙に書き、文章化する練習をしました。
日本語は、既にインプットの量がある程度ありますから、
書いて言語化の練習をすることで、
話すのが下手、というのは自分なりに解消されて行きました。
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英語の場合もたぶん一緒なのですが、
まずは、『朝から晩まで〜』や、
『英語リプロダクショントレーニンング』をやりこんで、
例えば外国に行くと、
最初は、英語をしゃべっている自分に感動できるでしょう。
でも、立食パーティーなんかに行くと、
もうだめです。
壁の花。
では、大学生になりたての私がやったように
書いて言語化の練習ができるか、というと、
インプットの量がまだまだ足りません。
アウトプットのある程度の型ができても、
話すべきことの質、量ともにまだまだ足りない。
これが、話せない原因の一つです。
そして一番最初のところへ帰っていくわけですが、
やはり、読書、ということになります。
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話すべき内容を自分の中にもっていなければ、話せません。
英会話学校やネットの英会話(別の外国語)でも、
何を話していいのかわからなくて、長続きしない、というのはよく聞く話です。
何も特定の対象やテーマのないところで、会話を延々と続けていけるというのは、
何語であろうが、すごい才能なわけで、そんな人は珍しいでしょう。
また、あまりに「質量のない会話」を延々と続けるのも
…………お好きな方もいらっしゃるかもしれませんが…………
なかなかつらいものです。
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読書会の良い点は、
参加者が、まず、前もってその本を読んできている時点で、
共通の話すべきテーマがある。
質問も発生している。
本の内容に関連して、いくらでも話題というのは出てきます。
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このとき、本の内容を前もって英語でまとめておけば、
言語化を一度しているので、楽に話せます。
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