中学生から、英語で日記を書いてきてもらいます。
過去形がわかれば日記は書けるので、中学から始めた子でも、だいたい中1の終わりには書き始められます。
中学生には、「3行でいいよ」と、いうのですが、1行しか書けない人もいます。
それでもいいのです。
例えば、
I and my friend was go to school.
なんて書いて来たら、
I and my friendではなく、
My friend and I で、誰かと自分だったら、いつも I は後だ、とか、
was とgo, be動詞と一般動詞は一緒には使えない、ということをここで指摘できるので、アウトプットをしてもらうことは大事です。
自分で今日からやってみよう、と、思うけど、
どうしていいかよくわからない、という人は、
なるべくシンプルな文を書くことから始めてみましょう。
I got on a train this morning.
It was full.
I sweat.
I worried in my mind, “Do I stink?”
こんな感じ。最初は、文を短く、短く。1文に動詞は1個。
日本語ユーザーは、「〜は、」で考えることに慣れているので、つい、be動詞ばかり使いがちです。それで変な受動態を作ってしまったりするので、まず、動詞を見つけに行く習慣をつけてください。
上の文だと、「クサいかな?」ではなく、「ニオウかな?」で考えます。
this morning などの「いつ」は、文の最後に持って来れば、だいたい大丈夫です。
日本語だと、つい「今朝、」と言って始めてしまうので、そこは注意します。
参考書としては、いろいろな表現が、場面別に出ているので、この本を紹介しています。
最初はこういう本から表現を借りてきても良いので、
間違えながら続けていくうちに、だんだん自分で書けるようにします。
読んでいる本から表現を借りてくるのも良いですよね。
知らず知らず日本語を書いているときもそうしているはずなので、
どんどん本の表現をいただきましょう。
あ、この表現いいな、こんど使おう、付箋貼っとこう、と、本を読むのも楽しい。
アウトプットとインプットの相乗効果が期待できます。
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