朝の9時から、クマーリさんとリコさんのお二人の参加で、
A Walk Among the Tombstones の読書会を行いました。
リコさん、ほぼ読了。あと数ページ。
クマーリさん、チャプター2。
さて、今回は一冊読んでくることになっていましたので、
まず、わたしがざっとネタバレしない範囲で
クマーリさんのためにあらすじをお話しして、
これまた最後のネタバレは、ないように気をつけながら
内容について話し合いました。
いろいろ出た感想の中で一番すごかったもの。
It is too risky to kidnap someone’s wife. Who knows her husband loves her and she deserves for ransom? Usually man will be pleased if his wife were abducted, because he can replace the one to new.
(奥さんを誘拐するなんて危険すぎる。その奥さんが身代金に値するかどうかなんてわからないでしょ。普通、男は奥さんが拉致られたら喜ぶでしょう、新しいのと取り替えられるから。)
What? When we say that, the story’s prerequisite cannot be conditioned.
(えー?それをいっちゃあ、前提条件がなりたたないでしょ……)
What about they kidnapped his daughter?
(娘が誘拐されたら?)
Daughters are always worth it.
(娘なら常にその価値あり。)
これだから、読書会は面白いです。
驚きましたが……(汗)
そのほか、以下は全部日本語で書きますが、話してたときは英語です。
・会話文が読みやすかった。簡単。
・読みやすい。160万部、売れたのも道理。
・NYに行ったことがないが、いろいろ想像できて楽しかった。
・Kongs(ハッカー)の会話についていけなかった……。
・出版されたのが1992年で、そのころのNYのムードがそのまま話にも感じられるので、サスペンスなのに、今と比べると、なんとなくのんびりした、呑気な感じがする。
・プロットが甘い。つっこみどころ満載。
・マットは、リーアム・ニーソンみたいにかっこよくないはず。
・敵も味方も、人が安易に人を信用しすぎる。これも時代か。今ならもっとみんな疑い深いと思う。
・マット、AAにそんなに頻繁に行くのか!?1日に何回も行く……。
・マット、ずっと行方知れずで心配していたピートをAAで偶然やっと見かけたのに、「あっ、今は自分のためにきてるんだから、集中、集中」と、自分に言い聞かせ、あとで見つけようとしたら、もうピートはいませんでした……。ああ、やっぱり日本人とは違うのね。「まずは自分」なアメリカン。
などなど、大変盛り上がりました。
1冊全部読むのもなかなか面白いです。
そして、これを「簡単だよね」というようになれたのは、
やはり継続の力と言えましょう。素晴らしい。
次回は、10月24日(土)朝9時〜
Kazuo Ishiguro
The Buried Giant
~Chapter One P.28までを読んでくることになっています。
- 作者: Kazuo Ishiguro
- 出版社/メーカー: Faber & Faber Fiction
- 発売日: 2015/03/03
- メディア: ペーパーバック
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舞台は、ローマが去ったあとのBritainです。
なので、キリスト教はもう成立していますが、
まだまだ魔法も幅を利かせているような昔。
仲のよい老夫婦が何年も会っていない息子と、
失われた記憶の謎を探して旅にでるお話。
場所はやまがみ自宅です。
都営三田線本蓮沼駅近くです。お申し込みいただいた方には地図をお送りします。
参加費¥3,000円です。
どなたでもご参加いただけます。
参加者は全部英語で話します。
参加される方は、上のリンクから本をお買い求めの上、chapter oneを読んでご参加ください。
ここからどうぞ。
お問合わせ・お申し込み – eigo-no-izumi ページ!
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