今時の高校生は、おゆとり世代なので、
コミュニケーションに重きを置いた英語教育の可能性の弊害も出ていて
「英語は好きだけど文法は嫌い〜!」って、言います。
はい、わたしもそうでした。
通じりゃいいんでしょ、通じれば!
と、ばかりに、雑に英語を話しておりましたが、
あるとき、
a 、the
複数形のsなど
ぶっ飛ばしてると
どうも意味がちゃんと通じない、ということに気がつき始めました。
また、工場で通訳をしていたときに、アジア出身のものすごく優秀なエンジニアの教授が
現在完了 have+ p.p.を使わず、過去形と現在進行形しか使わないので、
「え〜と、それは、もう終わったことですか?それとも今やってることですか?」と、
何回も聴き直さねばならず、
やっぱり文法って大事なのね〜って思いました。
アメリカに行ったときもご一緒しましたが、この教授は、運転するとき、サイドミラーをたたんだままでした。それでも生きてはいけます。そう、現在完了形をしらなくても、人に迷惑をかけながら(もしくは命がけで)生きていけるのです。でも、事故を未然に防ぎたければ、ミラーは出した方がいいですね。
文法もそれと一緒かな。
文法ができた方が、大人の英語が話せるのです。
なので、ある程度話してきて、意志の疎通が図れるな、
でも、もうちょっとブラッシュアップしたい、と、思ったら、
もう一度、文法を真摯に勉強してみるのをおすすめします。
私の好きな文法書で高校生におすすめなのは、以下です。クリックするとアマゾンへ飛びます。
とくに最初のinputは、超おすすめです。
もっと簡単で、最初は読み物っぽく始めたいむきには、
何もこの成川先生からもらってませんが、厚いけど、絵がいっぱいだし、字も大きくて、親しみやすいのに、わかりやすくて、本当におすすめです。
コメントを残す