ここまで数日、お伝えしてきた内容は、実は、月2回、オンラインのレッスンをさせていただいてる方に話してきた内容です。
教材はこれ。
この方は、英語で、しかも海外でお仕事をされていて、コミュニケーションには問題のない方です。その上で、よりスムーズに英語を話せるようになりたいというご要望でレッスンを始められました。
1対1のコミュニケーションのときは、日本人っぽいアクセントが残っていても大丈夫だが、会議や、複数人数の会話の中で、ネイティブ、またはネイティブなみのリズムで話が進んでいるところに自分が話に入ると流れがとまってしまう……。そこをなんとかしたい。
私たちはネイティブスピーカーには、なれません。でも発音や、ストレス、イントネーション、リズムなどを、より話し相手にストレスのない方向に近づけていくことは、よりスムーズなコミュニケーションにつながります。
この本は、ただ覚えるだけではなく、
1)シャドーイング、リピーティング
2)サイト・トランスレーション(日本語を見て瞬時に英語で言う)
3)イラストだけを見て、英語でスラスラ言えるようにする
ここまでをゴールにしています。すごく良いです。ちゃんとやると!
こういうスキットを、上記の流れの中で、自分のものにすることによって
「口のききかた」を知ることができるのが、第一ステップです。
この生徒さんは、かなり話すことはもうできるので、レッスンでは、この本のLessonを一回分、しっかり覚えてきていただいて、今は、主に発音とストレス、リンキングなどを指摘して練習しています。
お忙しいのに努力なさっていて、素晴らしいです。
わたしの直し方は、かなりシツコイです(笑)できるようになるまでやっていただきます。なので60分はあっという間です。
母音や、子音、言葉のつながり方を直していくと、かなりカッコよく話せるようになります。でも無意識にそれができるようになるまで落とし込むには、やはりかなりの練習が必要になります。
真面目な方なので、少しずつですが、上手になられています。その中でお伝えしているのが、ここ数日の間にお伝えしてきたようなことです。ブレイクスルーしていくのに必要な「文化的な学び」ですね。
大人のこういうレッスンは、焦らず、地道に続けていくのが一番の近道です。
学生のときだったら、倒れるまでできますけど、大人は忙しいので、ボチボチでも続けていくのが一番。
3年くらいたったら、
「ずいぶん上手になりましたねー」って感じかな。
潜在意識に積むのには時間がかかります。
赤ちゃんだって3歳までかけて積むんですから。そんなに近道ってないんだと思います。
そして、諦めずにそれをできるのが、語学の才能かもしれません。
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