COVID19で、TOEIC開催が何ヶ月も保留になり、やっと再開されましたが、なんと受験が抽選です。
TOEIC公式サイト
https://www.iibc-global.org/info/administration/urgent_38
うちの生徒さんも10月4日の分は、お二人、抽選に漏れてしまいました。
仕方ないですが……。
わたしはTOEICの勉強は、常々、短期集中でいいと思っているのですが、ターゲットの日程が決まらないと、なかなか難しい。
まずは時間通りにTEST1を解く
今回は、大学生とは、7月半ばに時間通りに最初から最後までやってスコアを出しました。たぶん600点台。まだ公式には、受けたことがないのです。
とりあえず、公式問題集は1冊は買う必要があります。
本来、これだけでいいんです。
1)TEST1をやってみて、分からなかった単語には、全部フリクションのマーカーで色をつけます。それを潰していきます。
覚えた単語は、マーカーの色をとっていく方式です。
2)テストの分析
回答を分析してみて、
どうやらイギリス系の発音が聞き取りにくい傾向があるので、通常読んでまとめていく本をKazuo Ishiguro のNever Let Me Goにしました。音声も一緒に聞いてもらいます。
(この人は、初めて4ヶ月なのにもう3冊めの原書に入っている強者です。)
私はヒプノセラピーの勉強を去年からしています。その中で、その人がどういうタイプか、見ていく手法があります。NLP由来なのかな?
体感の人なのか、視覚の人なのか、聴覚の人なのか、あとはデジタルオーディオっていうのもあります。
そのタイプ別でいくと、この方は体感の人でした。
また、大きな声で話したり、自分からどんどん話すタイプでもない。
こういう場合、どうするかというと、身体を動かしながら、生き生きとそこにいるかのように読む、という練習が大事になります。
こういうタイプの人は、演劇とかやるといいんです。なり切って読む。
外国語学校で演劇が盛んなのは、そういうこともあると思います。
どういう場面でどういう言葉を使うのか、というのを擬似的に身体を使って覚えていくわけですね。
なので、本を持って、立って、歩きながら、その気持ちになりきって読む、また、オーディオの音声をできるだけそのまま真似する、ということをやってね、と、お願いしてあります。イギリス英語のイントネーションをそれで入れていくのです。
3)さらにテストの分析
また、何回かやってみたリスニングの解答用紙見ていくと、「あ、ここで息切れするな」という傾向が見えてきます。
それを自分が把握しておくのも大事です。
この人は、Part2の14か15くらいで、一回、集中力が切れるのです。
(わたしもこの辺でふっと気がそれます)
それがわかっていたら、Q13が終わったら、しっかり息を吐く、という戦略がたてられます。
以前も書きましたが、私たちは、息を吐いているときは聞けません。問題を聞くときは、息を止めて聞いています。
なので、1問1問、息を吐くのが大事なのですが、(吐くのだけ意識していれば、自然に吸えます。苦しいですから😆)特に、集中力が切れると、わかっているタイミングがあるなら、その問題の前は呼吸を意識してするのが大事です。
4)受験勉強的なアプローチが効くのはPart5
リーディングパートで、素早く解答する必要があり、かつ、受験勉強的なアプローチがとりやすいのがPart5です。
実は、多読をしていくと、Part7の方が得意になってきます。なので、受験勉強的にやっていくのは、Part5だけでいいかも、というところがあります。
まとめ
ターゲットの日程が決まらない今、600点くらいの人がやるべきことをまとめます。
これは、タイプにもよりますので、個人的に対策をとりたい方はご相談ください。
0)テストを時間通りに解いてみる
1)多読と、音声も聞きながらの音読(イミテーション)
2)リスニングの練習
3)Part5を10分以内で正確に解く為のドリル演習
抽選で受けられるチャンスが来たときに自分のベストが尽くせるよう、準備していきましょう😊
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