やっぱり話せるようになりたい(5)英語で考えるには

英語で話すときは、当然、日本語に訳す暇はありません。

 

英語で聞いて、英語で考えています。

 

でも、「英語で考える」って、どういうことでしょう?

 

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UBC The Museum of Anthropology

 

 バンクーバーに1年ほど語学留学していたことがあります。

そこで、1ヶ月くらいでしょうか、しばらくしてからのことです。

 

そこでは、1年間、下宿をしていました。

ジェニファーというイギリス系の50代の独身女性が営む、同時に4人くらいまで下宿人が入れるホームステイです。

 

最初3ヶ月は大学付属の語学学校に行っていました。

 

帰りのバスの中で、ジェニファーの顔を思い浮かべながら、ジェニファーに向かって話すこと、話すべきことを考えていました。

 

そこで、自分でハッとしました。

 

頭の中で、英語しか使っていないのです。

  

ジェニファーは、昔、小学校の先生をやっていた人で、わりとゆっくり、はっきりと、話してくれました。また、外国の学生をいつも受け入れているので、間違えた英語を話すと、直すのではなく、正しい言い方で、「こういう意味?」と、聞き直しながらもう一度言ってくれるような、英語を勉強したい私が一緒に住むのに、とてもありがたい人でした。

 

もちろん、いろいろなトラブルもありましたけど(^o^;

 

それからは、もっと英語で話す相手も増えていきましたので、

この脳内シミュレーションの機会が増えていきました。

英語しか理解しない相手には、夢の中でも英語です。

 

こうして脳の中の英語の領域が増えていくのかなあ、と。

 

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UBCの民俗学博物館の裏の崖を降りていくとビーチなんですけど

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 わかる人にはわかる。

 

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なので、定期的に英語を習いに行くときも、こうした機会にすればいいわけです。

 

英会話学校で、先生が何を言ってくれるかを受け身で待っているのではなく、

 

自分から

「こんどはこの話をしよう、こういう風に言ってみよう」」と、

何回も何回も頭の中で言ってみて、または口に出してみて、

それでわからないことは辞書を引いけば良いですし、

 

相手が良い先生なら、

正しい言い方で言い直してくれて、

「もう一度、いってごらん」と、できるようになるまで言わせてくれます。

 

 

もちろん英会話学校の授業の時間は限られていますし、

先生を確保するのが難しい場合もあります。

 

準備したことを全部言えなくても良いのです。

脳内シミュレーションの相手がいればいいのです。 

仮想会話パートナーを作りましょう。

 

 

この間も書きましたが、

小さいこどもは、お人形や、ぬいぐるみや、想像上の人物に話しかけています。

 

大人もやりましょう。

 

自分の会いたい人、こんど会う人をイメージして、

その人に向かって英語で話します。

私は独り言を英語で言っているときは、

だいたい話し相手を想定してつぶやいています。

 

この時も、単語がわからなければ和英を引いてすぐに確かめます。

 

アブない人になりましょう(^^)

 

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