初めてきた方に〜大人の初心者〜【発音】

昨日は、一度授業を受けてみたいという大人の方においでいただきました。

話せるようになりたいとのこと。

お話して、レベルを見させていただいて、じゃ、まずはここから行きましょう、と出したのがこれ。

アーノルド ローベルのMouse Talesです。お父さんが寝る前の7匹の仔たちに一つづつお話をしてあげます。

まずは、生徒さんに最初のページを読んでいただいて、発音の感じを見させていただきます。ふむふむ。

で、英語っぽく読むためのコツをお教えします。

ちょっと触りだけ、ここでもやってみましょう。

私のには、こんな書き込みがあります。

黒い丸がついてます。この丸の大きさでアクセントの強さを表しています。読んでみます。こんな感じです。

 

また、bedのdにはxが付いてますが、これは読まないで呑んでしまいます。あくまでも「呑む」ので、一瞬間が空いて、次のnowのnと一体化します。

こんな感じ。

それから、日本語の発音にひっぱられやすいのが、all ですが、発音は「おー」で最後に前歯の付け根に舌の先をピッとつけて(これがL)止めるだけです。どうしてもわたしたち日本語を話す人たちは、子音のうしろに「う」と、母音を入れたくなってしまうのですが、入れなくていいんです。ベロで「ぴっ」って止めるだけ。

 

それからtaleですが、「テイル」じゃなくて、「テイヨー」っぽい発音になります。aleはちょっとなまります。こんな感じ。

 

大人は忙しいので、だいたいみなさん2週間に1回くらいの頻度になることが多いのです。

で、今回の宿題としては、

まず、この本とCDを買う。

そして、最初のお話を覚えてきてもらいます。

8ページありますが、こんな感じなので、テキストの量にしてみると大したことはありません。

覚え方

CDを100回聞く。

自分で読む声を録音して、CDの音声比べる。

なるべくCDの音と同じになるように何回も録音しながら練習する。

このお話は繰り返しの表現が多いので、覚える量はそれほどではないのですが、最初はちょっと大変かも。でも覚えれば、その表現が使えるようになります。

100回聞くって、軽く書いてますが、だいたい100回聞くと、吐きそうになります。やんなっちゃって。でもそのくらいやると、だいたい覚えてます。わたしたちがコマーシャルを覚えちゃうのは、何回も何回も聞かされているからです。

実は、この吐きそうになるほどやる、というのは一つの人格クラッシュみたいなところを狙っていて、これをやると次に行けるのです。

殻を破らないと次に行けません(^^)

というわけで、大人の初心者の方のためのレッスンのさわりでした。

 

Amazonへ飛びます。

本です。なぜか裏表紙……。


Mouse Tales (I Can Read Level 2)

 

CDです。もう一つ別の本、Mouse Soupも一緒に入ってますね。


The Mouse Tales CD Audio Collection (I Can Read! – Level 2)

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