TOEIC(2)リスニング Part 1, Part2

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>

 

TOEICのリスニングは、4つのパートで構成されています。

 

Part 1  写真を見て答える問題

Part 2  ある文(多くが疑問文)に対して、その答えを聞き取る問題

Part 3  二人の会話を聞いて、3つの設問に答える問題。この設問と4つの選択肢から答えを選ぶ。設問と選択肢は印刷されている。設問は音読もされる。

Part 4     説明文が放送され、各説明文につき、3つの設問があり、各設問について4つの選択肢から答える。設問と選択肢は印刷されている。設問は音読もされる。

 

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Part1は、問題の傾向がわかれば、難しくないですし、10問しかありません。

 

これは公式問題集で2回くらいやれば、大丈夫です。

 

写真には、人が写っていることが多いのですが、

 

↓こういうのを見て、

 

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A woman is tasting some beans.

 

なんていうのを予想していると、

そういうのはなくて、

 

Many kinds of bean are displayed for sail.

なんていうのが正解だったりします。

 

これはネットで拾ってきた画像です。

TOEICとは直接の関係はありません。

正しい情報は、公式問題集を参考にしてくださいませ。

 

 

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Part 2は、問題用紙に何も手がかりがありません。

 

私の教えている大学生は、このPart 2が、Part 3,4より苦手です。

 

いきなり疑問文が始まってしまうのが苦手だといいます。

 

Part 3、4は、印刷されているものが目の前にありますが、

Part 2は、とにかく聞き取るしかありません。

 

コツとしては、

 

 

ほとんどが疑問文なので、まずは、

 

疑問詞(What, When, Who, How, Where)を必ず聞き取ります

 

When did he start his shop? など、平易なものを落とさないようにします。

 

 

それができるようになったら、以下にも注意するようにします。

 

Why don’t you~? Why don’t we~?などの提案は、疑問文ではないので、要注意です。

 

Be sure to~ や、Please make sure that〜などの指示や確認もあります。

こういうのは、たいがい、

Don’t worry, I’ll take care of it.とか、

I’m usually doing so.

I’ve done it already.

など、軽い返しのことが多いようです。

 

 

そんな中で、たまに平叙文が出てきます。

数は少なく、3問/30問くらいです。

 

例えば、

We bought the house about a year ago.

それで?って聞いてると、選ぶ答えは、これです。

Has it been that long?

( TOEIC 公式問題集 Vol 6から)

 

こういうのはちょっと難しいかな……。世間話ですよね。

 

 

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それから、「いきなり始まるのが苦手」とのことなので、

とにかく英語に耳を慣らしてもらうことにしました。

 

この1ヶ月、私の持っていたイングリッシュ・ジャーナルの1年間分を

毎週貸し出して、たぶんインタビューが一番面白いので、そこをとにかく毎日休まず聞く、というのをやってもらいました。

 

いきなり聞いても、そのまま解るようにするために、

脳内に英語筋をつけて、立ち上がりを速くする練習です。

 (もちろん英語筋なんて、実際は、ないですよ!)

 

 

今までにも何回か書いてますが、

英語もランニングや筋トレと同じなので、

休むと次の日の立ち上げに時間がかかるのです。

 

こどもが小さかったころ、外資系の会社で勤めていたことがありますが、土日に幼児と話す日本語しか使っていないと、月曜日に英語でアタマが回り出すのに時間がかかりました。

また、翻訳を引き受けていたときは、こどもがいるから、と、土日にどっぷり休んでしまうと、月曜日に全然、捗(はか)が上がらないのがわかりました。そこで、土日も10分でいいからすこしでも翻訳するようにすると、月曜日のもたつきがなくなりました。

 

工場は、機械を一度とめてしまうと温まるのに時間がかかり、飛び石連休だと歩留まりが下がるので、9連休などの大型の休みにしてしまうことがよくあります。

 

人間も一度スイッチ切ってしまうと、立ち上がりに時間がかかるので、このひと月は、なるべくスイッチを切らないようにしてもらいました。

 

 

もちろん呼吸も大事です。

 

普通、聞いているときは、息をとめています。

 

一問、一問、聴き終わったら、息を吐く。

 

 

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イングリッシュ・ジャーナルは、例えば東京の図書館では、CD付きで貸し出ししています。(板橋と練馬は確認済み。)

 

新しいのを聞くのも楽しいのですが、数をこなしたいときは、図書館を利用するのも良いと思います。

 

今、ネットにいくらでも音源はありますから、図書館に行かなくてもよさそうなものですけど、スクリプトがついてますから、イングリッシュ・ジャーナル、まだまだ捨てがたいのです。

 

 

 

 

またまた長くなりました。Part 3と4は、別に書きます。 

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