Oの導入

えいごのいずみの小学生の低学年クラスでは、一回の授業を一つのアルファベットを導入するためにトータルで作ります。

子音は一つしか読み方がないものが多いので、子音から導入していくことが多くなり、母音が後になります。

もう今年度も数えるほどの回数になってきましたので、今週は O でした。

《1、2年生》

1、2年生は、今、ふたりなのですが、残念ながら昨日は一人、風邪でお休みだったので、ゆったり個人授業になりました。

小さい子が育つのにはお話がとても良い栄養になります。*1

いつものリズムワークをしてから、

この本を読みました。日本語の本です。

北欧の森の中に落ちていたオレンジを見て、妖精たちがお日様の卵だと思ってびっくりする話です。素朴な童話です。

その後、用意していったオレンジを食べました。オレンジのOの発音をするときは、手でほっぺたを挟んでもらい、そのまま「あ」って言ってね、「お」の口をして「あ」って言う、と言いながら、短母音のOの音を教えます。

オレンジも切りたい、と言うので、切ってもらいながら、

I’ll cut it in half.  And I’ll cut it in half again.

“What is it?”

” Quarter.”

おお、Qの時やったquarter覚えてたね。

美味しそうに食べている子に

Do you like oranges?

「?」

「”Yes, I do”って言うんだよ。」

それからこんな絵を描きました。木の上に妖精ちゃんがつぐみに乗って飛んでいるのが見えます。オレンジをみんなで飲んでいたところへ、カラスが来て丸呑みしてしまったので、嘆いていた妖精ちゃんをつぐみが南の島に連れて行ってくれるのです。

 

《3年生》

創世記の3日目を言います。もう二日目までは暗唱しています。この他にもいつも言っている短い詩 (verse)や、マザーグースなども言います。

And God said, Let the waters under the heaven be gathered together unto one place, and let the dry land appear: and it was so.

And God called the dry land Earth; and the gathering together of the waters called he Seas: and God saw that it was good.

And God said, Let the earth bring forth grass, the herb yielding seed, and the fruit tree yielding fruit after his kind, whose seed is in itself, upon the earth: and it was so.

And the earth brought forth grass, and herb yielding seed after his kind, and the tree yielding fruit, whose seed was in itself, after his kind: and God saw that it was good.

And the evening and the morning were the third day.

(https://www.biblegateway.com/passage/?search=Genesis+1&version=KJV)

1:9神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。 1:10神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。 1:11神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。 1:12地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。 1:13夕となり、また朝となった。第三日である。http://bible.salterrae.net/kougo/html/genesis.html)

fruitsからオレンジ、海に関連づけてoceanでOの長母音を教えられるので、ぴったりです。この9歳くらいの年頃の子には、世界の成り立ちを古から伝えて来た神話を教えます。日本語なら古事記を読みたいところですが、英語のクラスなので、一般教養的な狙いも込めて、創世記を教えます。

そして、3年生ともオレンジを食べますが、彼らとは、単数、複数、数え方をやっているので、

an orange, a piece of orange, two pieces of orange……を教えてから

How many  pieces did you eat, Kaori?

I ate three pieces.

などの練習をします。

それから上と似てますが、今度は草が生えてます。絵を描くときもGenesisの内容を英語で言いながら描きます。一緒に、子どもたちは、勝手なおしゃべりもかなりしてます。3年生は5人なのでかなり賑やかです。

この後、いつも歌うおしまいの歌をグロッケンと一緒に歌っておしまいです。

 

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*1 そういえば昔、このエルサ・ベスコフの本を松井るり子さんという方が紹介されていたのですが、当時、皆、絶版で、そういえばシュタイナーに興味のある方の集まったメーリングリストで、署名を集めて、復刊ドットコム、というところで復刻運動をしたことがありました。おかげさまでたくさんの署名が集まって、福音館書店からたくさんのエルサ・ベスコフの本を復刻してもらえることになったのでした。すっかり忘れていましたが。

*2 ベスコフは、スェーデンの作家です。

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◆◆おひさまのたまご / エルサ・ベスコフ/作・絵 石井登志子/訳 / 徳間書店

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