水曜日読書会 review April 15 【質問】どこに書いてあったか思い出せない

昨日の水曜日の読書会で、

 

「一応、メモしてあるんだけど、内容について質問されると、

どこに何が書いてあったか、迷子になってわからなくなってしまう」

 

ということを伺いました。

 

読書会では、何が書いてあったかを、口頭で言ってもらうからです。

 

私がどんな風に覚えているか、またはどこに書いてあったかをサーチするか、ご参考までに書いてみます。

 

 

 

(1)メモ

 

例えば、Flowers for Algernon用に私がとってるメモはこんな感じです。

 

日誌風のレポートの形式をとってますので、その日毎にメモをとってあります。

  

 

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これは、外のカフェで思いついてやり始めたので、ノートを持ってなくて、大きめの付箋に書き、あとでノートに貼りました。

 

 

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左側には言葉の意味も書いてあります。

 

 

 

2)位置で、なんとなくマッピング

 

 

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メモをとるときや、昨日のマインドマップを書くときにも、

何回か文章を行ったり来たりします。

その間にやっているのが、なんとなくマッピング(?)とでもいうようなことです。

 

 

以前も書きましたが、どうも私はかなりイメージを使うタイプのようです。

 

「どこに書いてあったか」と、聞かれると、

見開きのページの左下だったか、右の真ん中あたりだったか、

そんな風に、場所をざっくり位置関係でマッピングして、覚えているようなのです。

 

ですから、電子書籍で、文字の大きさを変えてページの配置が変わってしまうと、

迷子になってしまいます。

 

そういう意味では、紙の本の方が、情報へのアクセスは断然速くなります。

 

もっとロジカルな覚え方をする人であれば、「この文脈の、この辺り」とか、

この本であれば、「April 10の内容」と、言ったように覚えてらっしゃるのでしょうから、それはあまり障害にならないのでしょうね。

 

 

 

3)メッセージを探す

 

Flowers for Algernonは、かなり「分かりやすいお話」で、

作者の強いメッセージが、ちりばめられています。

ここだと思ったら、アンダーラインを引いておきます。

 

 

 

4)主人公が大きく変わる瞬間をとらえる

 

物語の中には、主人公のターニングポイントとなるような、

話が大きく変わる箇所があります。

 

水曜日の読書会のように細切れに(10数ページずつ)読んでいても、

その中で、主人公が大きく変化を見せる場面があります。

そこには注意を払いながら読み、付箋を貼ったり、

アンダーラインを引いたりします。

 

 

 

5)主人公の性格を表すために書かれている個所に注目する

 

この本は、主人公の性格が丹念に書かれています。

それは4)とも連動しますので、そこにも注目して、

目印をつけていきます。

 

 

 

6)速く読んで目的の箇所を見つけたいときは、トピック・センテンスに注目する

 

英語は、パラグラフの一番最初の文章(トピック・センテンス)だけを読んでいけば、

話の概要がつかめるようになっている、というのは、

以前のパラグラフ・ライティングの記事でも書きました。

 

急いで目的の箇所を見つけたいときは、

パラグラフの第一文だけを読んでいきます。

 

 

こんな感じでしょうか。

 

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