夏休みの特別講習:パステル画

今年はできないかも……とも思ったのですが、保護者の方からご希望をいただいて、開催できました! 

今年は、3原色のパステルチョークで、虹と、自由な作品を描きました!

広い部屋に、手伝いの大人も入れて、Max20名。子どもは15人でした。9:30〜11:30。
ほとんどの子が初めて使う画材です。2時間で2枚描けるかな?

まずは、3原色で、虹を描き、パステルの使い方を学びます。

幼稚園生〜6年生までの力作がこちら!

今回はFaber Castellのパステルを使いました。

使い慣れてるレンブラントを実は使いたかったんですが、人数分、色が揃わなかったのです。

今まで使ったことのない、ファーバー・カステル。か、硬い……。

前日まで、どうやって使うか試行錯誤してから、行きました。

別の紙の上にゴリゴリ描いて、出た粉を今日は、綿でなく硬めのティッシュペーパーにとって色を広げていく方法にしました。

ここまで1時間以上かかっているので、「もう外で遊びたいよ〜」という人もちらほら。

なので、もう一枚描きたい人だけ残ってもらいました。
おお、みんながんばるね。3人、離脱。それはそれで、良し。

先生、なんで鞄背、負っているんですか?


もう一枚は、紙を手で破って型を作り、その型にそって、パステルで色を置いていく方法です。

これは幼稚園生と一緒の大人の方

始めたら、あっという間に部屋が、シンと静まり返りました。

集中。没頭。

なんでしょう、ワクワクしている感じがこちらにも伝わってきます。立ち上がって描く人も出始めました。夢中になると立ち上がる感じ、わかります。

出来上がった作品がこちら。

うーん、写真があまり上手じゃなくてお伝えしきれませんが、
みんなそれぞれ素晴らしい作品ができました!

最初、硬いと思ったFaber Castellですが、色を重ねていくときには、薄く薄く重ねていけるので、辛抱強く取り組めると、透明感のある作品ができそうです。

子どもが新しいアートに出会って、ワクワクしながら取り組んでくれて、とても嬉しい!最上の日になりました。

みんな参加してくれてありがとう。
お手伝いしてくださったお母さん方、いつもありがとうございます。
そして、準備から講座内で手伝ってくれた、うちの長男も、ありがとう。

やってみたいな、と思った方へ、参考図書など:

響き合う色
(アマゾンなどでの取り扱いなし。下記イザラ書房等で買えます)
https://www.izara.co.jp/art/20013.htm

こんなにあったらいろいろ描けそうですね。
でも3原色で始められるので、画材屋さんで赤、青、黄色を1本ずつ買うところから始めてもいいと思います。

今回使った色番号
Faber Castell ピンクNo.129, 青 No.120, レモンイエロー No.104

試作1
試作2

2 件のコメント

  • 3原色パステル画、描いているときも作品を見ても癒やされますね。
    ファーバーカステルは脱脂綿で直接擦るか紙やすりで擦って粉を作ってもいいみたいです。
    網で粉を作ろうとしたらかけらが入ってしまってイマイチでした。

    • コメントありがとうございます(^^)
      直接、脱脂綿に擦り付けるのも最初に試したのですが、全然つきませんでした(T_T)
      レンブラントかヌーパステルだと直接、コットンにつけるので、普段は、そうしてるんですが。
      紙やすりも良さそうですね。あとはナイフで粉を出すとか。
      でも大人数の現代の子どもと、ナイフ使用は、ちょっとハードルが高かったので見送りました。

      子どもと描くのに用意するものが少なくて良いのと、手軽さ、と言う意味では、
      紙に擦り付けて粉をつくるのは、なかなか良い発見でした。
      絵具をパレットに出すのと同じですね。

  • 秋山 麻由美 へ返信する コメントをキャンセル

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